南粋連について
南粋連(なんすいれん)は、町田初の阿波おどりグループです。
連名の由来は、町田市は東京都の中で最も南に位置することから、この名前を付けました。
東京は本場・徳島に次いで阿波おどりが最も盛んな県です。
毎年夏になると、都内の各所で盛大に阿波おどり大会が開催され、大勢の見物客が訪れます。
中でも有名なのが、昭和32年(1957年)からスタートした東京で最も古い「東京高円寺阿波おどり」です。
高円寺阿波おどりは毎年8月の第3土日に開催されますが、その2日間になんと延べ120万人もの見物客が訪れます。
隅田川花火大会と並んで東京で行われる最大級のイベントといっても過言ではないでしょう。
それだけ人々を熱狂させる阿波おどりですが、町田市は同じ東京都でありながら、こと阿波おどりに関しては、市民のほとんどの方が知りません。
無謀にもそんな町田市で連を立ち上げ、活動しているのが南粋連です。(笑)
連結成は2009年の年末です。
まだまだ歴の浅い未熟な連ですが、連員一丸となって、頑張って活動していきたいと思います。
南粋連の目指すもの
阿波おどりは、江戸時代より徳島県の庶民によって踊られてきた盆踊りです。
かつては死者の魂を慰める素朴な盆踊りでした。
江戸時代より人々が400年以上に渡って守り・育ててきた盆踊り。
いつしかそれは進化を続け、「迫力」と「技」、そして「美」を追求する巨大なまつりへと変貌を遂げました。それが現代の阿波おどりです。
阿波おどりはもはやパフォーマンスそのもの。
阿波おどり= AWA DANCE です。
男性は「豪快にカッコ良く」、女性は「優雅に美しく」踊るのが特徴です。
見る者の魂を揺さぶる熱狂の踊り・・・
今では続々と思考を凝らした連が登場し、独自の世界観を築いています。
阿波おどりには ”これが正解” というものがありません。
連によって踊りもリズムも違います。また、使用する楽器も様々です。
南粋連は、本場・徳島の正調ぞめきを基本としています。
しかしその一方、どんどん新しい阿波おどりを創作しています。
型にとらわれることなく、新しいリズム・新しい踊りを入り混ぜ、同時に正調も大切にしていきたいと考えます。
南粋連の踊りは、男踊りは「激しくカッコ良く」、女踊りは「美しく艷やかで躍動感のある踊り」を心掛けています。
音を奏でる鳴り物は、正調ぞめきを基本としながらも、どんどん新しいお囃子を作っていきます。
そして、南粋連は見ている人に「元気」と「活力」を与えるような連を目指しています。